【ゴルフパフォーマンス】 第5回レッスン内容(全22回)
これまでビジネスゾーンだけを学んできましたが、
今回から【肩から肩】のスイングが始まります。
さて、どんなレッスンとなるのでしょうか。
今回のレポートより、コーチ目線での文章とさせていただきます。
その方が書きやすかったのでw
肩から肩のスイング【3つのポイント】
- 肩の回転
- ベタ足
- グリップエンド
1.肩の回転
テイクバックでは胸を後方に向ける。
フォローでは胸を正面に向ける。
きっちりと180度身体を回すことが重要だ。
テイクバックで身体の回転が足りないと、
- 重心が十分に右に移動しない
- 回転が浅いと身体が開きやすくなり、タメができない
以前、メジャーリーガーのイチローがインタビューで言っていました。
『バットにボールが当たる前に、ピッチャーに胸を見せたら負けなんです』
ゴルフも同じで、インパクトの瞬間は身体が正面を向いていないと力が伝わらないのですね。
そしてフォローで胸が正面を向いていないと、
- 右に重心が残る
- 結果、ダフリとスライスが出やすくなる
なので、身体をしっかりと回転させることが重要なんだ!
2.ベタ足
足元の安定は、スイングの安定につながる。
テイクバックでは左のかかとが浮かないように。
フォローでは右のかかとが浮かないようにするんだ。
そもそも、フルスイングで右のかかとがめくれるのは
フォローが肩の高さを過ぎてからだ。
だから、肩から肩のスイングではベタ足が基本となるのだよ。
3.グリップエンド
肩の高さまでクラブを上げたとき、
テイクバックでも、フォローでも
グリップエンドが飛球線を向くようにするんだ。
この向きがしっかりしてくると、
クラブがスイングプレーンに沿って動くようになる。
ワンスイング・ワンポイント
練習でも実際のコースでも一番大事なことは、
スイングは始動から1秒弱で終わってしまうから、
あれもこれもと考えている時間はない。
1つのスイングで1つだけポイントを決めるんだ。
肩から肩のスイングで連続素振りでは、
最初の10回は、【胸の後ろ・前】だけを意識する。
次の10回は、【ベタ足】だけを意識する。
最後の10回は、【グリップエンド】だけを意識する。
ゴルフの練習は、全体を少しずつ練習していくことで
少しずつ全体を良くしていくことが上達の秘訣だ!
今日はベタ足だけを徹底的にやるぞ!と1か所に執着することは
ゴルフの場合はかえって遠回りとなってしまうんだ。
バットの連続素振り
それでは肩から肩のスイングで、
バットを振ってみよう。
いいと言うまで振ってみて。
そう、まーしーさんのスイングは手で振っているから疲れるんだ。
体幹を使って振れば、腕に力なんて必要ないんだ。
重いものは腕の力だけでは振りきれない。
重みのあるバットを振ることで、自然と体幹を使った
スイングが身につくんだ。
クラブを2本も3本も一度に持つと、当然まともなグリップはできなくなる。
それではせっかく覚えた正しいグリップがおかしくなってしまうかもしれない。
このゴルフ用のバットは、グリップはゴルフクラブと同じものだし、
全体が重いので身体全体を使ってスイングできる。
しかも、中央で2色に塗り分けられているので、
クラブのローテーションも確認することができる。
だから、キャディーバックには必ずバットを入れておくんだ。
※ゴルフパフォーマンスで使用しているのは、
Azas Golfのドライバットです。
レッスンでは500gを使用しましたが、
力のある人向けに600gもあります。
修正ポイントの優先順位
たしかにそうだね。
でも今は気にしないように。
ゴルフ上達のためには身に着けるべき技術があり、
それには取得すべき順序がある。
まーしーさんは、まずは下半身の動きをマスターするんだ。
次に上半身の回転。
テイクバックのインサイドうんぬんはそのあとだ。
むしろテイクバックを気にして、
手首を使ってクラブを持ち上げてしまうことの方が怖い。
その時が来たらきちんと指導するから、
今はビジネスゾーンと肩から肩のスイングに集中して
練習するんだ。
まとめ
というわけで、ゴルフパフォーマンス第5回のレッスンでした。
肩から肩のスイングといっても、腰から下の部分についてはビジネスゾーンと同じです。
小さなスイングから始めて、肩から肩、スリークォーター、フルスイングと徐々に振り幅を大きくしていく。
スイングは足し算で作られるのです。
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